3Dマシンビジョンは実にさまざまな業界で利用されるようになってきており、印刷業界でも活躍しています。このページでは、印刷業界で3Dマシンビジョンを導入するメリットや、実際に活用している事例について紹介します。
印刷業界に3Dマシンビジョンを導入するメリット
印刷業界で3Dマシンビジョンを導入した場合、さまざまなメリットが考えられます。代表的なメリットは以下のとおりです。
印刷ミスが抑えられる
印刷ミスを抑えて品質を向上させたいと考えた場合にも、3Dマシンビジョンが役立ちます。
素材の破損や汚れ、印刷物のズレは人の目で一つひとつ確認すると時間がかかってしまうだけではなく、見逃してしまうこともあるでしょう。3Dマシンビジョンであればそういった心配が少なくなるので、品質管理を向上させることが可能です。
仮に印刷ミスや破損、汚れといったものがある状態で見逃してしまうと、手にした方からの信頼を失ってしまう可能性もあります。また、人の目で確認する場合、作業に慣れている人とそうでない人ではかかる時間も精度も変わってきます。3Dマシンビジョンであれば、安定した品質で検査できるのがメリットです。
人の目では判断が難しいような非常に小さな欠陥などについても検査可能です。3Dマシンビジョンの中には、欠陥がある印刷物などを自動的に排除できるシステムを搭載しているものもあります。
不要な廃棄を減らすことが可能
印刷ミスが発生していることに気づくのが遅れてしまうと、廃棄しなければならないものが増えてしまうことがあります。3Dマシンビジョンを導入すればそういったものに速やかに気付けるようになるので、不要な廃棄を減らせるのも大きなメリットといえるでしょう。
コストの削減にもつながるポイントです。
印刷業界で3Dマシンビジョンを活用した事例
印刷業界ではどういった形で3Dマシンビジョンが使われているのでしょうか。事例を紹介します。
紙の束を自動でパレタイジング

https://www.sick.com/jp/ja/industries/print/postpress/material-handling/automated-palletizing-of-newspaper-packages/c/p350045
3Dビジョンカメラを利用し、積み上げられている新聞の束と寸法と位置を検出することが可能です。パレットに製品を積載するパレタイジング作業の効率化が期待できます。
印刷品質の検査

https://vst.co.jp/processing/bottle-print-inspection-system/
品質の高い印刷ができているのか検査する際にも、3Dマシンビジョンが役立ちます。印刷マスタ画像と実際に印刷された画像を比較することにより、位置のズレや問題となる色の差などを確認可能です。
目視ではどうしても見逃してしまうことがありますが、3Dマシンビジョンを使えば人の目で確認するのとは異なり疲れることもなく、高い精度を保って対応できます。
事例にあるのは、ボトルを撮像した上でラベルなどの印刷品質を検査できる3Dマシンビジョンです。円筒容器やオーバル容器、異型ボトルといったものに対応できるシステムを利用すれば、活躍の場も広がるでしょう。



