PAGE TOP

はんだ付けへの3Dマシンビジョン活用

ここでは、はんだ付けに3Dマシンビジョンを活用するメリットと3Dマシンビジョンの導入事例を紹介しています。

はんだ付けとは

はんだ付けは、熱で溶かした「はんだ」を流し込み、金属を接合する技術です。はんだは、錫(スズ)とその他金属で構成される合金を指します。具体的には、鉛を含むものと鉛を含まないものにわかれます。前者の特徴は融点が低いこと(約183度)、後者の特徴は環境負荷が小さいことです。

現在は鉛を使用していないはんだが主流になっています。はんだは、はんだごてと呼ばれる工具で加熱して溶かします。はんだ付けの基本的な流れは、以下の通りです。

  1. 電源を入れてはんだごてを加熱する
  2. はんだごてを当ててランド(はんだ付けする箇所)と部品の足を加熱する
  3. はんだがランド全体に広がるまで溶かし続ける
  4. 溶けたはんだが山型になったらはんだごてを離す
  5. 余分な部分をニッパーでカットする

はんだ付けは、電気回路、電子回路の組立に用いられています。はんだ付けの品質が低いと製品が想定通りに動きません。非常に重要な作業といえるでしょう。

はんだ付けに3Dマシンビジョンを活用するメリット

1970年代ごろから、はんだ付けに産業用ロボットが活用されています。現在は、小さな部品におけるはんだ付けなども行えるようになっています。ただし、精度の高い動作を求められるため、プログラミングで制御する場合は精密位置決め装置が欠かせません。作業の難易度は高いといえるでしょう。

3Dマシンビジョンを用いれば、ロボットに取り付けたカメラの視覚情報をもとに作業を進められます。したがって、精密位置決め装置は必要ありません。プログラムしていない状況にも臨機応変に対応できます。また、状況を認識して、精度の高い作業も実行が可能です。

以上のメリットが見込まれるため、3Dマシンビジョンを導入することで、ロボットが対応できるはんだ付けの範囲を広げたり、ロボットが行うはんだ付けの精度を高めたりできる可能性があります。

はんだ付けに3Dマシンビジョンを活用した事例

位置決め、こて先の変更を自動化した事例

スカラロボット(水平方向にアームを動かすロボット)に3Dマシンビジョンとこて先チェンジャーを組み合わせた事例です。これらを用いることで、位置決めやこて先の変更を自動化しています。

参照元:キーエンス(https://www.keyence.co.jp/ss/products/vision/fa-robot/rv-example/electronic.jsp

はんだ検査を自動化した事例

3DマシンビジョンとAIを組み合わせて、はんだの検査を自動化した事例です。スクラップ削減やコスト節約につながっています。製品品質のばらつきが大きく、従来のマシンビジョンでははんだ接合部の検査が難しいとされていました。

参照元:COGNEX(https://www.cognex.com/ja-jp/blogs/machine-vision/schneider-electric-smart-factory-boosts-product-quality-using-ai-based-automated-inspection

  

はんだ付けに3Dマシンビジョンを活用しよう

はんだ付けは「はんだ」を溶かして流し込み金属を接合する技術です。電気回路、電子回路の組立に活用されています。3Dマシンビジョンを活用すると、はんだ付けの自動化を進められる可能性があります。作業の効率化に取り組んでいる方は、導入を検討してみることをおすすめします。

3Dマシンビジョンの基礎知識は、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。

3Dマシンビジョンを導入する前に
確認すべき基礎知識

FA化に強い「3Dマシンビジョン」
販社‧メーカー
3選を見る

⼨法計測‧外観検査‧位置決めの
FA化に強い「3Dマシンビジョン」販社‧メーカー3選

3Dマシンビジョン製品・サービスを提供しているメーカー・販売代理店20社以上を調査。
その中で製品ごとの適用事例を公表している会社をピックアップし、特徴ごとにまとめました。

「課題解決」で選ぶなら
LINX
LINX
引用元HP:LINX公式(https://linx.jp/)

光切断法、縞投影、白色干渉、共焦点、ステレオビジョンと多種多様な計測手法でのアプローチが可能

「実績」で選ぶなら
キーエンス
キーエンス
引用元HP:キーエンス公式(https://www.keyence.co.jp/ss/products/vision/inline-inspection/)

電子部品、自動車、金属製品、機械要素、食品製造といった幅広い分野・業界での導入事例が豊富

「サポート」で選ぶなら
SICK
SICK
引用元HP:SICK公式(https://www.sick.com/jp/ja/)

24時間稼働のヘルプデスクがあり、電話やリモートで即時対応。導入前のトレーニングも可能

【選定基準】
「3Dマシンビジョン」と検索して上位表示されるメーカーや販売代理店をピックアップ。その22社の公式HPの情報から「ワーク(対象物に対する)計測手法が最も豊富だったLINX」
「業界ごとの実績が最も豊富だったキーエンス」「唯一24時間のヘルプデスクを提供しているSICK」をそれぞれ選出しています。(情報は2021年11月19日時点)