3Dマシンビジョンは、2Dマシンビジョン以上にできることが増えます。ここでは、そもそもマシンビジョンシステムにはどのような種類があるのか、3Dマシンビジョンと2Dマシンビジョンでは何が違うのかなどについて解説します。
マシンビジョンシステムの種類
マシンビジョンシステムにはどういった種類があるのかから解説します。代表的な種類は以下のとおりです。
1Dマシンビジョン
1次元ビジョンシステムのことであり、1度に1ラインずつデジタル信号を解析できるシステムのことをいいます。
例えば、金属や紙、プラスチック、不織布など主に連続したプロセスによって製造されている材料に不具合がないかを確認するのに使われることが多いです。材料の長さを長距離にわたって測定するような場合にも活用されています。
2Dマシンビジョン
2次元ビジョンシステムとも呼ばれるもので、2次元でスキャンを行うシステムのことをいいます。1Dマシンビジョンでは難しかった物体の輪郭や形状などが事前に指定していたものと一致するか確認可能です。取得できる情報は、縦と横です。
3Dマシンビジョン
3次元ビジョンシステムとも呼ばれ、2Dマシンビジョンとは異なり縦と横だけではなく、奥行きの情報も取得できます。そのため、物体の体積を検出したり、バラバラに置かれたワークのピックアップを行ったりできるのが特徴です。
3Dマシンビジョンと2Dマシンビジョンの違い
3Dマシンビジョンと2Dマシンビジョンでは、できることが違います。縦横の情報のみで対応できるものであれば2Dマシンビジョンで良いのですが、奥行きまで考慮した分析や動作が求められる場合は3Dマシンビジョンが必要です。
例えば、2Dマシンビジョンでは物体の認識は可能ですが、形状や位置に関する情報を取得することはできません。そのため、物体を自動的に確実につかみたいような場合は2Dマシンビジョンでは対応が難しいといえます。
目的の部品を自動的に認識してつかみ、それを指示通りにパレットに載せるような作業は3Dマシンビジョンでなければ対応ができません。
一方、高速に流れるライン上で商品についたバーコードを読み取りたいなどの希望は2Dマシンビジョンでも対応できます。
どうしても3Dマシンビジョンの方が高性能であるため、導入時の価格が高くついてしまうのも違いといえるでしょう。
自社で求めている作業は2Dマシンビジョンでも対応できるのか、3Dマシンビジョンが必要なのか事前に良く確認しておくことをおすすめします。
3Dマシンビジョンの基礎知識もチェック
これから3Dマシンビジョンを導入しようと考えているのであれば、おさえておきたいポイントがたくさんあります。以下では3Dマシンビジョンにまつわる基礎情報として、そもそも3Dマシンビジョンとは何かから詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。



