こちらの記事では、「ピッキングセンサ」を紹介しています。そもそもピッキングセンサとはどのようなものなのか、特徴やピッキングセンサを導入することがおすすめと考えられる現場についても解説。導入を検討されている方、作業の正確性や効率を向上させたいと考えている方などはぜひ参考にしてください。
ピッキングセンサとは

部品棚などからの取り出し作業を行うにあたって、作業者が「正しい部品を手に取ったか」という点を自動で検知するためのセンサです。投光器と受光器を対向させて設置することで、その間に光のカーテンを形成します。そして作業者が部品を取り出そうと棚に手を差し込むと、光が遮られると検知するという仕組みです。 また、上記のような検知器として使用できるほか、次にどの部品を取るべきかを光で知らせることもできます。このような機能から、作業者の視覚に訴えつつ、棚からの取り出しミスが発生しないようにリアルタイムで監視を行うことによって、作業の品質を支えています。
ピッキングセンサの特徴
ピッキングセンサにはさまざまな製品がありますが、薄型でコンパクトな設計という点が特徴として挙げられます。センサを設置することによって部品の取り出し作業を妨げないように、厚みが10mmほどのモデルが多く提供されています。この薄さにより、狭い作業スペースだったとしても無理なく設置ができるようになります。 また、隣り合う棚にセンサを並べて設置したとしても互いの光が干渉しないよう「干渉防止機能」を備えていることや、作業者がどの棚から部品を取り出すべきか一目で判断できるように、高い視認性を持つ点も特徴といえます。
ピッキングセンサがおすすめの製造現場
ピッキングセンサの導入がおすすめと考えられるのは、多品種の部品を扱う必要がある現場であるといえます。似た形状の部品が使用されている現場においては、目視確認だけでは限界があること、さらに部品の取り出しミスが後の工程において大きな手直しにつながってしまうという面があります。このような面から、「自動車部品の組立ライン」などの現場においては、ピッキングセンサの導入が推奨されます。 そのほか、経験が浅い作業者が多い現場や、熟練工への依存を減らして作業を標準化したいと考えている現場への導入もおすすめといえます。



